無限ループワークに興じる人たちはそこからどんな便益を得ているのか

どう考えても問題解決に当たってほとんど無意味だったり絶望的に非効率だったりする方法で延々作業を繰り返す人たちってのは、あれはなにかいいことがあってやってるんだろうか。


時々聞く仕事でスクリプト組むなりして自動化すれば物の数秒で終わるものをひたすら手作業でやってるような人は、あれは新しいことを学んだり考えたりすることなく同じ単純作業でいつまでも稼ぎ続けられる、いわばボーナスステージみたいなものを手に入れた感覚でやってるんだろう。
実際に目的に向かってどの程度進んだかではなく、PCに向かって何か作業のようなことをしていた時間に対して報酬が支払われる構造が原因だと思う。


しかしたまに見かける何の利益もないのにひたすら無駄なハードワークを続けている人は面白いわけでもないのに文句言いながらどういうモチベーションがあってそんな苦行を続けられるのかさっぱり理解できない。
無駄だって事に気づけないんだろうか。
本人的限界超高速で捌き続けてもどんどん積み上がっていく、下手すりゃ一つ捌くことで複数の新たなタスクが生じるような状態なら、それは事実上遂行不可能でアプローチが間違っていると判断して然るべきなのに、そうしない。
それどころか、需要が増えるということこそこの作業の価値の証だ、くらいに考えていそうに見える。


なんだろうな、ああいう連中。
なにかごっこ遊びの類か。
忙しい人ごっこ、忙殺される人ごっこ、みたいな。