Facebookバブルの崩壊が始まった模様

Facebookの大株主が株の売却先探しを始め、しかも売却価格を以前見積もられていたよりも2割以上引き下げての売却。
諸々状況を見極めこれ以上売却価格の吊り上げは不可能だと判断したのだろう。
伝わってくる話から想像すると、Facebookの成長はほぼ止まっているのではないか。
そもそも未上場のFacebookには市場価格などついておらず、従って適正価格などなく、保有している株主と買いたいと考えている者が相対取引で合意した価格で売買してきた。
未上場非公開株の売買で利益が出なくなってくると、多分利害関係にある金融機関は上場を勧めるようになるだろうと思う。
で、もうバブルははじけるだけになった時によくわかってない一般投資家に押し付けて売り逃げ、という展開になるんだろう。
今までにもそういう流れを何度か見た。


ゴールドマンサックスが巨額の資金を出したのを見て、あー食い物にされる段階に来たんだなぁと思っていたが、本当にそうだったらしい。
ただ予想したよりすぐにこの段階に至った印象。
パイはとびきりの大きさに成長したが、あまり美味しいパイじゃなかった、ということなのかもしれない。
実際Facebookについてはユーザー数ばかりが話題になり、儲かるっていう話を聞いたことがない。