スティーブ・バルマーがげっそり痩せ目に生気がない

社運を賭けたWindows8の売れ行きはCEOの体重を奪うほど厳しい模様。
7の時はWindowsユーザーの声を的確に反映して評価を得たが、今後を見据えて大々的に模様替えしたらやはりユーザーはついてこない展開になってしまっている。
自分個人としてはここ数年Linuxデスクトップで見てきた展開その物なので驚きはなく、次のUbuntu LTSではGnome使おうかとか考え始めている状況なので、ああいう方向性に変えていくのは当然のことのようにも思える。


Xfce使ってて冷静に自分の手の動きを追ってみて、やはり無駄があってもっと改善できる。
UbuntuがUnityを採用してこの出来が酷かったので一度は変えることに拒否反応が出たが、しかしもっと効率いい作業環境を考えた場合、慣れたやり方を根本的に壊して試行錯誤をした方がいい。


夏を過ぎたあたり以降、いろんなものについて慣れてあぐらをかくと非効率だったり時代遅れなものが残ってどんどん腐っていくのが目について、暇を見つけては再評価や大掃除のようなことを続けていて、結果としてソリッドなものは減りどんどん流動的になっていて、必要のないものはどんどん捨てるし必要なものはどんどん取り入れている。
決まった環境に安住するより日々の体力は要するが、大々的に総入れ替えという事態はほとんど起こらなくなるのでトータルとしては楽で身軽になって良い。


そのタイミングでWin8が発売になったのですぐ買ったのだが、世間はやはり慣れた環境から離れられない。
7が出た当時XPに似せるために専用のUIを作った会社があったが、変化を拒む所ではそこまでするわけだ。
8が出てすぐ入れ替えが進んだりしない。
加えてWindows Phone 8の採用がびっくりするほど進まないのもMicrosoftとしては苦しいだろう。
後発の有料OSが先行しシェア拡大中の無料のOSに勝ち目があると思ったんだろうか。
とにかく全然思い通りにいかない、それがCEOが死んだ魚の目になるほど深刻らしい。


おかげでWindowsが安くなってるので買う身としてはそれでいい。