Webサイトのファイルが根こそぎ消されていた

これはどうしたことかどサーバー業者のコントロールパネルに入ろうとしたところ、確保してあった全サーバーが削除猶予期間中の表示。
猶予期間中ならファイルを消してしまってはおかしいわけだが、再確保の手続きをしファイルをアップロードして復旧。
30分ほどサイトが空の状態だったが大きなトラブルにならずに済んだ。


今までは「アクセスが無い/使われていない」として削除予定のマークが付けられるとメールで通知され一週間猶予があったのに、今回は何の連絡もなくいきなりだった。
この業者はhtmlの最後に自動的にスクリプトを組み込み、このスクリプトでアクセス状況を把握し、稼働していないものを自動的に削除している、ということになっている。
が、この自動検出がまるで出鱈目で、一か月に10回を超えるアクセスが必要だということになっていたはずなのに万単位あっても削除警告がくる。
どうせ役に立っていない上、いつからだったかこのスクリプトが全画面オーバーレイの広告を開くようになってしまったため、GZIP圧縮しているとコードが追加されないのでこれを利用してスクリプトが書き込まれないようにしていた。


当然自動検出では全く稼動していない判定になるので削除対象になる。
で、いきなり消された。
同じIPアドレスの他のサイトがどうなっているか調べてみたところ、スクリプトがなかったと思われるサイトはやはり全ファイル消されていた。
しかしスクリプトがあるサイトは変わりなく動いている模様。


広告表示が出なくなっていたのでトップページだけスクリプトが読み込まれるようにして様子を見る。
広告出した悪影響が大きかったのか、今では広告が出ないことを売りにしている。
その一方で、今回はたまたますぐ気が付いたからなんとかなったものの、業者の都合でいきなり全部消されてはたまらないので別の業者でもサーバーを確保しようと探してみる。
するとなかなか悪くないのが見つかりはしたのだが、割り当てられたIPアドレスの物理的な位置を確認したら今まで使ってきたサーバーと同じで、同じデータセンターの別のマシンを確保しただけだった。
このデータセンターは割り当てられるマシンによって仕様がかなり違っていて設定の使いまわしがしにくい。
新たに確保したものもちょっと違っていて、かなりの謎仕様だった。


新しいサーバーが今まで以上に不安定である可能性もあるので、すぐには移行せずしばらく両方同時に走らせて様子を見てから決めよう。