ずいぶん時間が経った気がしている

もう数年経ったように感じていた。
実際には8か月ほどだった。
年の初めとは何もかも変わった感じがしている。


書くに値しないことは書くべきでない、書くに値する知識や知見は自分一人で独占したい、そう思って書かずにいた。
それはそれで良かったと思う一方、単に書くことそのものによって得られるものがあって、そっちは決定的に欠落していてこっちは良くない。
ここには書かなくてもTwitter等には事あるごとにあれこれ書いていて、そういう意味では何もしていないわけではないものの、ある程度まとまった長さで文章を組み立てるほうが面白いし意味のある考察につながりやすい。


書かずにきちんと考える習慣が身についてきたせいでそれほど書く必要がなくなってきたのは確かにそうかもしれない。
PCを使う時間が減りスマートホンを使う時間が増えてきたせいで記録の残し方も変わってきた。
機動力が増した、と表現できるかもしれない。だが自分自身が必要以上に流転する存在になってしまって、根無し草とまでは言わないまでも、重心が不明というか、基点がよくわからないようだと歩を進めにくいのではないかな、と感じることも多い。


長いこと必要以上に縛られて嫌な気分になっていた反動もあったのかもしれない。
バランスの問題だろう。