ケーブルを一本買った

PCにさす拡張カードには何に使うのかよくわからないコネクタやピンが結構ついてるが、そういうものが基本的にないVGAに一つだけコネクタがあって、これが何なのか知らずにいた。VGAの付属品にケーブルはなかった。
調べてみたところこれはオーディオインプットで、オーディオプロセッサからの出力を引き込んでやることで背面からパススルーで出力できる。
調べた範囲ではマザーボードからつなぐことを前提にした話ばかり出てきた。
自分の場合サウンドカードからつなぐことになるのだが、それぞれ何なのかほとんどわからずにいたたくさんのピンの中に出力ピンがあることがわかり、こことつなげばVGAのDVIから変換コネクタを介して音声付きHDMIを出力できる。
HDMI入力のキャプチャーカードへは映像だけ送ってオーディオはアナログでつなごう、でもそうすると映像が少し遅れるけどどうしよう、などと考えていたのは無駄な悩みだった。
しかしこういう使い方ができるということはどこにも書いてなかったと思う。
VGAはそもそもマニュアルらしいマニュアルがない上ケーブルも付属しておらず、サウンドカードはマニュアルでもピンについての説明がなく基盤のプリントだけでは知らない人が理解するのは無理だ。


日本で探したが単品のケーブルは見つからず。
当然のごとく中国から取り寄せ。
ケーブル一本なのに思ったほど安くなく、どういうことかと思ったらケーブル剥き出しではなくきちんと耐熱チューブで被ったものが届いた。
予想外に高品質。


これで不便なくキャプチャーできる。一度もやったことないけど。
でも1280pまでだと今時面白くないかななどと思いながら改めてキャプチャーカードのスペックを見てみたら、1080i60とか1080p30まで取りこめるではないか。
買った時一番安いのを買うつもりだったのにこれが廃版になっていて、安くなった上位版を買ったためスペックを間違えて覚えていた。
ていうかこんな結構いいもの持っておきながら一度も使わないなんて。
いつものことながらもったいない。


ただこれでキャプチャーするとHDDの書き込みが多分追いつかない。
そうかじゃあSSDだ。
ということでまたしばらく物色したものの、なかなかいいものがない。
マザーボードが古い。SATAが遅い。
半端なSSDは実はシーケンシャルライトはHDDより遅かったりする。
それに加えて、Linuxで使うことになるが、マウントオプションを追加して普通と違う使い方をすることになり、つまり一からシステムドライブにしてインストールするとオプションを設定するまでの間は劣化激しい使い方になる。
さらにLinux用のSSDドライバはまだ完成度が低くWindowsで使う場合ほどスピードは出ないらしい。


いろいろと面倒くさい。