Windows10でBSODがクラッシュする異常事態

Windows10でクラッシュの類が起こると青い画面になって何やら収集した後自動的に再起動するが、その画面が表示される途中で画面崩壊からハングアップして何もできなくなる。
Windows10のメジャーアップグレードと言われていたアップデート以来数日おきにクラッシュ、何か作業中にアップデートがかかってクラッシュ、そんなのの連続。
末期症状。
XPにも劣る。
そのうち治るんだろうか。

Windowsをアップグレードしたが、心底嫌になる

アップグレードできる、10〜20分で終わる、というのでアップグレードした。
だが1時間かかった。
1時間かかってようやく終わってログインしてみるとそこからさらに待たされ、散々待った挙句、「さあ始めましょう」とか言う。
何が始めましょうだふざけたこと言いやがって。
Windowsに舌があったら確実に引っこ抜いてる。
ログインしてみたらウインドウのデザインがちょっと変わって視認性はいくらか良くなっている。
ところが、だ。
例によってスタート画面にピン止めしたもののうちインストーラでインストールしていないものが全部消えている。おまけにピン止めしてなかったEdgeがピン止めされていて、きちんとインストールしたChromeが消されている。
ファイルの関連付けもリセットされている。
本当にどこのどいつがこういうふざけたこと毎回毎回やってんだ。どこまで神経逆撫でれば気が済むんだろう。
非常にナチュラルに「死ねクソ野郎」とか「ぶっ殺すぞ」という台詞が出た。
Firefoxでこうやって書いていて度々IMEプチフリーズする。Edge使わせたくてほかのブラウザに嫌がらせしてるのだろうが、Microsoftのブラウザを使わないのは単にそれが糞だからであって、糞を避けて通った人に糞を投げつけたらどう思われるか考えないんだろうか。


心底Windowsが嫌になった。
スティーブ・バルマーは相当クレイジーな人だったが、Microsoftはバルマー時代のほうがよっぽどましだったのではないか。
今や何かあるたびに不快な思いをさせられるばかりで意味のある進歩はまるでなく、最低最悪不愉快極まりない。

ネットの情報の質は下がる一方のように思う

何を知るにしても、一部の新聞社のようにインターネットがない時代から一定以上の信頼性を維持してきたニュースソース以外、まるで役に立たない状況。
どこの国でも似たようなもので、ごく一握りのまともなサイトを見るしかない。
複数の国のニュースを合わせればそこそこの質を得られるが手間も時間もかかる。
ネットが当たり前になれば誰もがいろんなことを知ることができる、というのは楽観的過ぎる理想論だったように思う。

2か月Windows10を使ってみて

思いつくことを書いておこう。


まず、全体としてはかなりいいと思う。特に性能面でハードの潜在能力を存分に引き出せるようになったのが良い。比較的古かったり非力なPCでも使えるだろう。
特にこれがゲームに役立つ。ウインドウ表示で気軽にプレーできるようになったのでゲームプレーの頻度が上がった。


全体としてとても良い気がする、なのに具体的にあげられる良いポイントは実はこれだけしかない。
そもそもWindowsの歴史は結構長く完成度も高いので何か劇的な変化が起こるということはそうそうないのだ。
気になる点は大体困る点。


使っていてフォントが変わっている点がやはり気になる。
游ゴシックが状況によっては線が細すぎて読みにくい。ものによっては文章自体読む気を完全に失うほど読みにくくなる。
Windows updateが以前と違う挙動になっているが、これがどうにも釈然としない点が多い。
アップデートが適用され再起動は必要な状態になっていても全く通知がなく、ユーザーが手を止めたタイミングで勝手に再起動されてしまう。
実際ちょっと席をはずしたらログイン画面になっていたということが何度かあった。
Windows updateのせいで編集中のものが全部消えてしまったりすることも覚悟しておいたほうがいい。
それと、ハードウェアのドライバが時を選ばずにいきなりアップデートされるのが大変困る。
Radeonのドライバが突然アップデートされたことがあったのだが、普通に手動でアップデートする時同様途中で画面がブラックアウトしたり開いているウインドウの位置が変わってしまったりして、最初は状況が理解できずどこかハードが壊れたかと確認したほどだった。これについてはそのうちドライバを作っているハードウェアベンダーが対応してくるかもしれないが、とりあえず現状こんな仕組みになっていて実に腹立たしい。せめて開いているウインドウを閉じるくらいの選択肢は与えてほしい。
さらに、仮にアップデートで問題が起こる場合一時的に適用しない状態で使いたいと考えるものだが、そういうことをする選択肢は事実上ない。
Windows update関連の不愉快事象はイライラしながらやり過ごすしかない。


Edgeについては全く出番がない。
FirefoxからアドオンでURLを渡して開くというような使い方はできないようになっているし、OSをアップデートして使っている場合には起動のためのアイコンが見える所にはないのでそもそも存在自体すっかり忘れてしまっている。
まだ完成には程遠いブラウザなので新OSの売りにしたいから名前出してみたけどできればなるべく使わないでほしいのかもしれない。
まあこんなんで利用が広がったりするわけがない。


Microsoftがこの路線を突き進むと"青黒い毒Apple"のようなものになっていきそうで、相変わらず増改築を繰り返した巨大建築である点には変わりがなくて、新しいものがどんどんくっつけられていくせいで一貫性のなさは尚悪くなっている。
そういう意味では全然良くなっていない。この辺はもうどうにもならないだろう。


良くなる点と悪くなる点、良かれと思ってやったのに悪くなってる点、そういうのを見比べてみると、ここらがWindowsのある種の折り返し点だろう。
わざわざWindows10を避けることはないが、積極的に選ぶ理由もほとんどない。
なんか、ほんと、どうでもいい感じ。世間の関心も同様に薄い。
Windowsが人知れずゆっくりと静かに死んでいく予感しかしない。


以上、Microsoftの最新OSであるWindows10を2か月使った感想。




ああそうだスタートメニューが変わってたんだった。すっかり忘れてた。

HTC One M9購入

2013年春ごろから使っていたAcer Liquid E1、購入直後からGoogle mapが重くて性能に少し不安を感じていたが、アプリがアップデートを繰り返すうちどんどん重くなっていきいい加減苦痛になってきたので、7月初めにAsus Zenfone2 ZE500CLを買った。
Android 5でだいぶ軽快になると聞いていたので期待して買ったのだが、想像以上に快適で、普及価格帯のモデルでこれだけ快適ならハイエンド機はいったいどれだけ快適なんだろう、そう思って8月初めにHTC One M9購入。
発売直後は発熱の問題があったという話は調べて知っていたが、アップデートで解決されたと聞いて安心して買った。
だが実際にはほかにも問題があって、というか、アップデートの結果新たに不具合が起こったのかもしれないが、おかしな挙動が頻繁に起こり、原因を突き止めるのに1か月ほどかかってしまった。
メーカーが特にコメントを発しないのはすでに更なるアップデートの配信が進んでいるからなのか問題を軽視しているのか。


特に目立った問題点は以下の3つ。
・相性の合わないSDカードを使うとUSBケーブルで充電器につないでいてもケーブルからの給電が止まりバッテリー駆動になってしまい、それでいて表示は"Charging"のまま。
・データ通信専用のSIMカードを使うとアンテナピクト表示が圏外のままになり、さらにスリープからの復帰に異常に時間がかかるようになり結果的に復帰させるためのジェスチャーが効かないことがある。
Microsoft製のアプリを使うとハードウェアのモニタリングが正常にできなくなる。


3点目はほかの機種でも起こっていたもので、最悪端末丸ごとリセットしないと元に戻らなくなる。M9の問題点ではないかもしれない。


発熱が大きいとされていたのはM9の構造上の理由もあるかもしれない。
今どきのスマートフォンは薄くするために各種部品を平面上に並べるように配置しているものが多いが、この機種は重ねる形をとっている。
そのメリットはいくつかあるので主な目的が何なのかはわからないが、この形のおかげで大変持ちやすい。
むやみに薄くしフットプリントが大きくなるようだと自分の手の大きさに限界がある以上当然持ちにくくなる。
特に厚みは程良い厚さであるべきだと思う。
で、内部はディスプレイ側から、ディスプレイ-バッテリー-メインボードという順で重ねられていて、各プロセッサはヒートパイプの役目をしていると思われる銅箔で覆われ、その銅箔がアルミ製の背面ケースに触れるようになっているらしい。
つまり手に持ったとき直接触れているケース部分は実はCPUのヒートシンクにもなっているわけだ。そして手で触れることによって血流を利用した水冷システムのような形でも冷却される。
つまり、熱い。
ネットではこの熱を以ってバッテリーの異常発熱だとしているものを見かけるがそれは間違いで、バッテリー自体はどんなに温度が上がっても45℃が最高で危険を感じるような温度ではない。
HTCのハイエンド機では何世代も前から採用されている構造で、M9でも同様に採用したため、特に発熱の大きいCPUを使ってもSony製の端末のようにオーバーヒートで一部機能がシャットダウンするような事態にならずに済んでいるのだと思う。


事情が分かれば扱い方も分かる。
長時間高負荷をかけるような使い方は向かない機種だが、そもそも自分はそういう使い方をしないし、故に問題にならないと判断しての購入。
気を付けるべき点がわかって対処できてしまえば質感の良い紛うことなきハイエンド機だ。


デザインはかなり綺麗で、色はシルバーを選んだが、側面は落ち着いたゴールド。
もっと派手な色を思い描いていたがそうでもなく、最初はゴールドの端末を探していたのでこれだったらシルバーでなくゴールドでもよかったかもしれない。
M9を選ぶ決め手になったのはカメラで、センサーは東芝製らしく、RAWで撮れる。
そのため写真一枚のファイルサイズが40MBにもなってしまうが、自分で現像できる意義は大きい。
素の状態だとまるでトイカメラで撮ったような映像で、なぜならトイカメラような小さなカメラで撮っているのだから当然なわけだが、そうであってもPCのパワーで時間を気にせずに現像すればかなり良好な写真に仕上がる。
こういう撮り方に慣れると画質的に受け入れられるのは他にMicrosoftスマートフォンしかない。


問題が起こらないきちんとした使い方がわかってみると、大変満足度は高い。
しかし、上記トラブルの原因が広く世間に知られる前に欠陥品という評価が固まってしまって売れないらしく、既に事実上ディスコンになっている。
ある意味レア機だ。