2015年はターニングポイントになったと思う

ネット外では慎重に避けて接点を持たないように気を付けているような類の"人"がいない所が無いような状況にネット全体がなっていて、具体的な実用的目的があって使うとき以外は極力ネットの利用自体避けたほうがいいような事態になっている。
そして、避ける人はさっさと避け、避けられるようなことをしている連中はやめるどころか好き好んで同じことを続けているようで、そういう流れが続き加速していくことで分断が起こり、どうやらそれがいわゆる不可触民層の形成につながるらしいということを悟って以来、なんだかネットが汚らわしいものに成り下がったような感覚がある。


今年はずっと「日本人とは何者なのか」ということを科学的なものを中心にいろんな研究を見て調べていたのだが、まあ、日本人が日本人らしく振舞った結果がネット上で見られる諸現象につながっているとしか考えられず、もうかれこれ1700年程も変わっていない性質が今更変わるとも思えないので、このままずっと進んでいくのだろう。
そしてこちらから見れば汚物を煮詰めているようにしか見えない行為でもそれをあたかもダイヤモンドを磨いているかの如く楽しんでいる人が想像できないほど大勢いることを、折に触れて思い知らされることになるのだろう。

Windows10でBSODがクラッシュする異常事態

Windows10でクラッシュの類が起こると青い画面になって何やら収集した後自動的に再起動するが、その画面が表示される途中で画面崩壊からハングアップして何もできなくなる。
Windows10のメジャーアップグレードと言われていたアップデート以来数日おきにクラッシュ、何か作業中にアップデートがかかってクラッシュ、そんなのの連続。
末期症状。
XPにも劣る。
そのうち治るんだろうか。

Windowsをアップグレードしたが、心底嫌になる

アップグレードできる、10〜20分で終わる、というのでアップグレードした。
だが1時間かかった。
1時間かかってようやく終わってログインしてみるとそこからさらに待たされ、散々待った挙句、「さあ始めましょう」とか言う。
何が始めましょうだふざけたこと言いやがって。
Windowsに舌があったら確実に引っこ抜いてる。
ログインしてみたらウインドウのデザインがちょっと変わって視認性はいくらか良くなっている。
ところが、だ。
例によってスタート画面にピン止めしたもののうちインストーラでインストールしていないものが全部消えている。おまけにピン止めしてなかったEdgeがピン止めされていて、きちんとインストールしたChromeが消されている。
ファイルの関連付けもリセットされている。
本当にどこのどいつがこういうふざけたこと毎回毎回やってんだ。どこまで神経逆撫でれば気が済むんだろう。
非常にナチュラルに「死ねクソ野郎」とか「ぶっ殺すぞ」という台詞が出た。
Firefoxでこうやって書いていて度々IMEプチフリーズする。Edge使わせたくてほかのブラウザに嫌がらせしてるのだろうが、Microsoftのブラウザを使わないのは単にそれが糞だからであって、糞を避けて通った人に糞を投げつけたらどう思われるか考えないんだろうか。


心底Windowsが嫌になった。
スティーブ・バルマーは相当クレイジーな人だったが、Microsoftはバルマー時代のほうがよっぽどましだったのではないか。
今や何かあるたびに不快な思いをさせられるばかりで意味のある進歩はまるでなく、最低最悪不愉快極まりない。

ネットの情報の質は下がる一方のように思う

何を知るにしても、一部の新聞社のようにインターネットがない時代から一定以上の信頼性を維持してきたニュースソース以外、まるで役に立たない状況。
どこの国でも似たようなもので、ごく一握りのまともなサイトを見るしかない。
複数の国のニュースを合わせればそこそこの質を得られるが手間も時間もかかる。
ネットが当たり前になれば誰もがいろんなことを知ることができる、というのは楽観的過ぎる理想論だったように思う。

2か月Windows10を使ってみて

思いつくことを書いておこう。


まず、全体としてはかなりいいと思う。特に性能面でハードの潜在能力を存分に引き出せるようになったのが良い。比較的古かったり非力なPCでも使えるだろう。
特にこれがゲームに役立つ。ウインドウ表示で気軽にプレーできるようになったのでゲームプレーの頻度が上がった。


全体としてとても良い気がする、なのに具体的にあげられる良いポイントは実はこれだけしかない。
そもそもWindowsの歴史は結構長く完成度も高いので何か劇的な変化が起こるということはそうそうないのだ。
気になる点は大体困る点。


使っていてフォントが変わっている点がやはり気になる。
游ゴシックが状況によっては線が細すぎて読みにくい。ものによっては文章自体読む気を完全に失うほど読みにくくなる。
Windows updateが以前と違う挙動になっているが、これがどうにも釈然としない点が多い。
アップデートが適用され再起動は必要な状態になっていても全く通知がなく、ユーザーが手を止めたタイミングで勝手に再起動されてしまう。
実際ちょっと席をはずしたらログイン画面になっていたということが何度かあった。
Windows updateのせいで編集中のものが全部消えてしまったりすることも覚悟しておいたほうがいい。
それと、ハードウェアのドライバが時を選ばずにいきなりアップデートされるのが大変困る。
Radeonのドライバが突然アップデートされたことがあったのだが、普通に手動でアップデートする時同様途中で画面がブラックアウトしたり開いているウインドウの位置が変わってしまったりして、最初は状況が理解できずどこかハードが壊れたかと確認したほどだった。これについてはそのうちドライバを作っているハードウェアベンダーが対応してくるかもしれないが、とりあえず現状こんな仕組みになっていて実に腹立たしい。せめて開いているウインドウを閉じるくらいの選択肢は与えてほしい。
さらに、仮にアップデートで問題が起こる場合一時的に適用しない状態で使いたいと考えるものだが、そういうことをする選択肢は事実上ない。
Windows update関連の不愉快事象はイライラしながらやり過ごすしかない。


Edgeについては全く出番がない。
FirefoxからアドオンでURLを渡して開くというような使い方はできないようになっているし、OSをアップデートして使っている場合には起動のためのアイコンが見える所にはないのでそもそも存在自体すっかり忘れてしまっている。
まだ完成には程遠いブラウザなので新OSの売りにしたいから名前出してみたけどできればなるべく使わないでほしいのかもしれない。
まあこんなんで利用が広がったりするわけがない。


Microsoftがこの路線を突き進むと"青黒い毒Apple"のようなものになっていきそうで、相変わらず増改築を繰り返した巨大建築である点には変わりがなくて、新しいものがどんどんくっつけられていくせいで一貫性のなさは尚悪くなっている。
そういう意味では全然良くなっていない。この辺はもうどうにもならないだろう。


良くなる点と悪くなる点、良かれと思ってやったのに悪くなってる点、そういうのを見比べてみると、ここらがWindowsのある種の折り返し点だろう。
わざわざWindows10を避けることはないが、積極的に選ぶ理由もほとんどない。
なんか、ほんと、どうでもいい感じ。世間の関心も同様に薄い。
Windowsが人知れずゆっくりと静かに死んでいく予感しかしない。


以上、Microsoftの最新OSであるWindows10を2か月使った感想。




ああそうだスタートメニューが変わってたんだった。すっかり忘れてた。