新PCでLinux使えず
Linux環境を強化しよう、そう思ってパーツを入れ替えたものの、Linuxで結局使えず、一方でWindowsでは想定外の劇的な性能向上があり、目的は達成できないのに期待以上の成果があるという何とも気持ち悪い結末。
散々調べた結果CPUにFX-6300、マザーボードにGA-970A-D3 Rev. 3.0、メモリーを16G。
まずCPUを決め、これを確実に使えるマザーボードを選び、その後メモリーを選択。CPUの性能を引き出すためメモリーをオーバークロックしてみたが買ったものが思ったより高品質だったので何の問題もなく常用できている。
で、マザーボードがUEFIで、懸念通りLinuxが使えない。調べた限りではFX-6300をLinuxで使えているという話すら見つからない。
具体的にはUSBデバイスが使えないという現象で、キーボードとマウスが使えないため起動後ログインすらできず、PS/2接続なら機能するがポートが一つしかないのでキーボードとマウスのどちらか片方しか使えない。分岐ケーブルではフルキーボードが使えず、苦肉の策としてPS/2ポート増設カードを取り寄せて付けてみたがこれも機能せず。
Ubuntu 12.04、13.04、Debian 7、CentOS 6で試したがどれもUSBが使えない。ところがUbuntu 10.04では動いた。
Canonicalもこういうことは承知しているようでUbuntu Friendlyなるものがあったりもするが、検索がいい加減すぎて試してダメだったパーツは誰が使っても駄目なことがわかる程度でしかない。
何の問題もなく使えていたQ6600とi7 920の3台はもう性能的にも機能的にも時代遅れだと思って処分してしまった。
そこでOpteron機を引っ張り出して使用再開。
しかしアイドル時の消費電力が220Wでこれを長時間使うのは今となっては気が引ける。
普段からよく使っている現像ソフトのWindows版が更新されなくなってしまったのでできればLinuxで負荷の高い作業をできるようにしておきたい。
調べてみるとどうやら2012年以降のパーツはLinuxでは動かないケースがかなり多いようで、対処法も鋭意模索中という段階のようだ。
実のところWindowsをXPから8にかえてから結構快適なのでWindowsを使う時間が増えLinuxの使用時間がぐっと減り、今までできていたことができなくなるというような影響はない。半年前と比べれば変わった点はすべてよくなった点でもある。
というかWindows8買ってからもう半年近くたつのか。
新パーツとの組み合わせで唯一困るのはオーディオ再生時にHDDにアクセスするとノイズが乗るという点。
以前ノートPCで似たような現象があったが、Linuxでなら問題なく再生できた。
もしLinuxで使えるならこのマザーボードでもきれいに再生できるのかもしれないが、今回は諦めるしかない。
Google ReaderをやめThunderbirdにする
あまり探したり検討したりということはせず、Linuxでも使えるようにThunderbirdにした。
Google ReaderよりむしろThunderbirdのほうがいろいろと便利だった。
そもそもGoogle Readerを使い始めたのはそれまで非力なPCで使っていたフィードリーダーが重くて使いづらかったからだった。
PCがかなり強化された今はPC上のソフトでなんとかなる。
一応なんとかなりはするものの、すべてを頻繁に更新するにはまだ諸々力不足である程度取捨選択して更新することになったのだが、大半は一日に一度見れば済むものなので余計な時間を費やさずに済むようになった。
これでいい。このほうがいい。
Windowsの挙動に関して疑惑
WindowsはWindows以外のOSだけが入っているHDDのファイルシステムを破壊しているのではないか。
Linuxが入っているHDDが接続されているとしばらくしてファイルシステムが壊れマザーボードが認識しなくなる。今回も最終的に認識しなくなった。
もっと古いPCにつないで修復すればまた使えるようになるが、新しいPCしか持っていなければどうにもならない。
OSは同じだったしCPUにそんな機能なり不具合があるとも思えないので、マザーボードが、BIOSが怪しい。
UEFI導入以前からLinux排除につながる小細工があったように思う。以前からそんな気はしていたが、だんだん確信に変わりつつある。
Linuxは企業ではないし有料の商品でもないし、仮に事実でも独占禁止法の適用外だろう。やりたいようにやるに違いない。