ユタ
なにやらアメリカのユタ大学の授業でHL2のMODを作っているらしい。
そのMODでde_limaのリメイクを使いたいというメールが来た。
どうぞ、と思ったのだが、ソースを丸ごとくれ、という話。
ググってみたらくれくれ君ないし教えてチャンの臭いがするし、どうも言ってることがおかしい。サイトのログには確かにユタ大学のメール送信者の名を冠したドメインからのアクセスがあるので授業で使うというのは本当なんだろうと思うが、"little MOD"に何でこんな巨大マップを使う必要があるのだろうか。
数人の学生にプログラミングを教えるのが目的で、完成しても外部に公開することはなさそうだ、というMODに、Sourceエンジンの限界ぎりぎり、普及しているハードの限界をかなり超えた規模のマップを選ぶというのは、見当違いとしか言い様がない。
加えて、おそらく多くの学生が使っているPCではコンパイルに数日以上かかるだろう。現実的な選択ではない。
大体MODの開発というのは、ある世界観の体現だ、と自分は考えているのだが、その重要な要素であるマップをよそから持ってきて流用するという発想は高等教育者の脳のどこら辺から飛び出してくるのだろうか。
そもそも突然メールしてきて、”〜のソースファイル丸ごと全部くれ”ってのが通用すると思ってんのだろうか。
ソースファイルなんてやらんよ。断る。
と、こんなふうには返信できないので、ここで愚痴っておく。