GIGABYTEとASUSTeK、マザーボードとグラフィックカードで”戦略的提携”

共同出資のジョイントベンチャーを設立し、Gigabyteブランドでマザーボードグラフィックカードを製造する、と。
出資比率はGIGABYTE51%、ASUSTeK49%で、GIGABYTEから新会社の代表、取締役3人、監査役が選出され、ASUSTeKからは取締役2人が選出されるとこのと。


ざっと見たところ、GIGABYTEとしてはASUSTeKのリソースを利用することで規模のメリットをとることが目的で、一方のASUSTeKGIGABYTEの経営陣の能力を利用することが狙いのように感じられる。
どちらも現状のままでは早晩価格競争力の限界に達する(あるいは既に達した)と判断したのだろう。
一定の規格に従って製造しなければならずどの会社でも同じようなものが作られていて自社の開発力を発揮する余地が小さく価格競争するしかないためうまみの小さい事業からASUSが事実上撤退した、ということのようだ。


デュアルCPU用のもの以外はずっとASUSマザーボードを使ってきたので、ちょっとがっかり。