SNSをいくつか使ってみたが、肌に合わない

のかもしれない。
以前からFPSBANANAはアップロードの手続きが一番簡単なことでマップの数は最も多かった。
しかし質の良いマップが数え切れないほどの駄マップに埋もれて見つけられなかった。また、自分の作品ではないものをアップロードする人があとを絶たず、というか、どこかで良いものを見つけてきてアップロードする場だという捉え方がされていた感がある。
しかし今ではアップロードされる物の内容に管理者がかなり注意を払うようになったようだ。

Submissions are community moderated. If you feel this submission is illegitimate, select a reason and disapprove it. Otherwise, approve it.

だそうである。
Wikipediaの思想とちょっと似ているかな、と思う。
disapproveを選ぶ場合、重複アップロード、著作権侵害、盗作、クレジット改変、広告目的等々、その理由をドロップダウンリストから選ぶようになっている。
ユーザーとしてもくだらないものや明らかに作者の権利を侵害しているものには関わりたくないだろう。そういったものを排除するにはみんなの力が必要です、というわけだ。
approveを選ぶ場合は10段階評価で投票する。
これより前にアップロードされたファイルはExpert、Intermediate、Beginer、Unidentifiedのカテゴリ分けがされている。
おそらくアップロードされたものはまずUnidentifiedになり、その後管理者が大雑把に分けているのだろう。
10段階のAssessmentのスコアはユーザーの投票がまったく無い物にもついているので、これもカテゴリ分けの際に暫定のものが付けられているのかもしれない。


こういう仕組みが導入されていることで、今までのようにくだらない(本当にくだらない)マップはデフォルトの設定ではリストに表示されないし、無駄なアップロードも速やかに削除できる。
結果として面白いマップが見つかりやすくなったし、元々マップが集まりやすいだけに他のサイトにはないものもたくさん見つかる。
立て続けにCS関連のサイトが活動を停止したあとなので、そのトラフックが行き場を求めたのとあいまって(もしかしたらアクセスが増えたために問題も多数発生しそれに対応した結果なのかもしれないが)ずいぶんとコミュニティとして成長したようにみえる。
一方でこれまで人が集まると思っていたドイツやオランダのサイトには新しいマップがほとんど集まらないようなのだ。
LanmaniaxのRA7も集まらないことをぼやいていた。


粒揃いだがそれほど数がないサイトと、多数あって玉石混交だが検索しやすいサイトがあったら、たいていの人は間口が広い方にアップロードするようになるだろうし、いろいろある上に検索しやすいほうで探すようになるだろう。