CS:Sで限界を感じる

CALのサーバーやCPLチューンのサーバーに行ってみたが、あーレベル高いなぁ、と久々に感じた。
が、勝てるようにがんばってみようという気が起こらなかった。
そろそろもういいかなぁ。
もう十分遊んだ気がするなぁ。
ベータテストから参加して、クラン戦等々プレーとマップ作り両方、満喫した。
忘れた頃にちょこっとやるくらいで十分だろう。


新しいゲームに目がとまることもあるが、買う気にはなれない。
なんというか、誰かが作った枠組みの中で時間を費やすのが勿体無い気がする。
それだけじゃないなぁ。
なにか、一通り終わった気がしているんだよな。


なんだろうこの空虚な感じは。
ゲームやってても何がしか得るものがあると今までは思っていたが、どうもそれも限界に来ている感じでもあるし。
得たものをどこでどうやって活かすのか、というのでもない。
もういい、というか、ちょっと嫌になり始めている、というか、いや、実は結構嫌いになりつつあるのかな、という感じでもあり。


他にやることが結構あるからゲームとかに時間使いたくない、というのもある。
一方で、その逆にゲームを本当にやらなくなったら時間が相当余って暇になるような気がしなくもない。


ゲームはゲームなんだから遊びで適当にやればいいのだが、マップ作ってみても思ったのだが、自分はそういう適当な取り組み方ができないらしい。
だからといって一般常識的にいって"まじめにやるべきもの"に徹底的に没入できるわけではないが。


いろんな意味で、これ以上できることはない、という気がしている。
想像を超えるようなものに出会うこともなくなってきた。
あーでもPortalは気になるけど。
ストーリのあるものはその内容がちょっと気になったりもするが、しかしそれはゲームとしてプレーするほどのものか、というのが常に気になる。ストーリーを楽しみたいのであれば、書籍という形でいくらでも傑作があるわけで。
映像と音声とが組み合わさっているからこそゲームでなければ表現できないものがある、という考えもあるかもしれないが、結局のところテクノロジーが進んで作られたものの"現実感"が増したとしても本物の現実には遠く及ばない。
テクノロジーの進歩があるたびにどんどん現実に近付いていると言えるはずなのだが、実際には決して超えられない壁の存在感がどんどん増していくだけだ。
で、"リアリティ"には主眼を置いていないものの方が支持されていたりする状況がそれと並行して存在していて、"リアリティ"を追及する方針だったはずの作り手が徐々に、しかし決して逆戻りすることのない形で自分たちのやってきたことの限界に直面し退きつつある。
残った者たちはそれなりのものを作り出すだろうと思うが、そうまでしてリアリティを持たせた世界と正真正銘リアルな世界とどっちが楽しいか、という疑問に必ず行き当たるだろうと思う。
リアルなテニスゲームと実際にテニスをやるのとどっちがいいか、というような感じに。
自分は実は実際にテニスやったほうが楽しいに決まってると思っている。
そういうのではなく、ファンタジーの世界のものであればその世界なりのリアリティをもたせることに意味があるかもしれないが、舞台設定が違うだけでそこで繰り広げられるストーリーの構成要素は現実の世界のものと全く同じなわけで。


余計なこと考えずにさっさとやめればいい、という考えもある。
が、どういうわけかゲームに固執する自分が奥底にいる。
なんだろう、これ。


ちょっと考えてみる必要があるな。
自分という人間の、なんというか、仕組みというか、構成要素というか、成り立ちというか、うまく言葉にはできないが、そういったものを醒めた目で分析し直したほうがいい。
こうやって書いている間にも、自分の中でなにが終わろうとしているのかおぼろげながらその遠景が見え始めている。