このSL経済予測、ほんとにちゃんと調べたのだろうか

http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=AS2C0100F%2017062007

セカンドライフ内の経済圏、08年には1兆2500億円に拡大か


みずほコーポレート銀行は、ネット上の仮想世界であるセカンドライフ内の経済圏は2008年に1兆2500億円に拡大するとの市場予測をまとめた。国内総生産(GDP)と比べてみると、世界180位のキリバス並みから100位のガーナ並みに急浮上する。トヨタ自動車日産自動車ソニーなど日本企業も相次ぎ進出しており、「将来有望な市場」(産業調査部)だと分析する。


みずほは07年4月時点で世界で580万人のセカンドライフの総加入者数は08年末に2億4000万人を突破すると試算。06年に104億円だった仮想通貨「リンデンドル」の取引量は07年に1350億円、08年には1兆2500億円に達するという。


セカンドライフは米リンデンラボ社が運用するネット上の仮想世界。新たなマーケティング電子商取引の場として世界の企業が注目している。欧米では政治家や大使館などの進出も相次いでおり、仮想「国家」の様相を呈してきた。

Linden Lab の予想では2008年にアカウント総数2500万、そのころには同時接続数のキャパシティを40万には上げておきたい、という話だったと思う。
増加率が最高潮だった時の勢いがそのまま続くという前提で計算したのかもしれないが、いくらなんでも2億5千万アカウントというのは多すぎる気がする。
これだけのアカウントがあってアクティブ率が今と同じだとすると、Linden Lab が予定しているものの2倍以上のキャパシティがないと成り立たない計算になる。