ソニーがCell生産設備売却

PS3の心臓部を自前では作らない、という決断をしたらしい。
CellをPS3に使うだけでなく、様々な用途に応用可能なプロセッサとして売り込んで収益源の柱とするつもりだったはずなのだが、さっさとやめるらしい。今後は生産を外部に委託することになる。
生産設備を自社所有していないこと自体は珍しい話ではないが、ここにきて方針転換するのはなんとも格好悪い。
設備を引き受けるのは東芝で、Cell以外の半導体も作っている設備なので全体的な生産力の向上を狙ってのことだろう。


PS3がバカ売れしていればこうはならなかっただろうと思う。
逆にいうと、なぜ売れるかどうかはっきりしないものに賭けてしまったのだろうか。