著作権議論を見ていて、その混乱ぶりに呆れる

自分は日本の音楽を基本的に聞かない。
テレビはニュースとスポーツ以外まったく見なくなった。
"権利者"が権利を侵害されたと騒いでいるようなものはまったく利用していない。
一方で、自分が作ったコンテンツは世界数十カ国以上の国で使われていて、またこの作品自体に外国人が作った物を取り込んで使用しているので、著作権について考えるとき必ず国際的な視点で考える習慣がついている。
権利者としてアメリカの某サイトに削除要請を送ったこともある。


こういう背景があるから自分は日本の"一般ユーザー"の立場からかなり離れた発想が身についているんだなぁ、と。


で、この立場から冷静に見たとき、日本の著作権議論の場に登場する一番鬱陶しい"既得権者"は「これまで好き放題権利侵害して楽しんできた"ユーザー"だ」と断言できる。