コンテンツの作り手は市場原理を理解する必要がある

http://ascii.jp/elem/000/000/120/120701/
この記事でコンテンツの出し手側の人の意見が書かれているが、作り手の発想がよく分かって面白い。
こんなくだりがある。

課金で売るコンテンツは見てくれない。消費者のニーズはタダにしろということが一番であって、いいものを見たいわけではない。

実際のところは、これまで世に送り出されたコンテンツに消費者は0円という市場価格を設定した、ということだと思う。
映画は有料でもビジネスとして成立しているのだし、事実誤認も甚だしい。


日本ではあまり知られていないがデジタル版が無い楽曲(アナログレコードしかない)をmp3にして販売するサービスがたくさんあり、売れ行きによって各曲の値段が変動するようになっている。
人気の無い曲は$0.10なんていう値段になってしまったりもするし、人気のあるものは$3くらいになったりもする。
動画でもそういうシステムで販売すればいい。
もちろん下限は0円で。
そして糞コンテンツの作り手に「お前の生産物は糞だ」ということを知らせてやれば、自ずと着地点が見えてくるだろうと思う。