3D FPSに足りないものって何だろう

手持ちのゲームは長いこと放置状態だったものも一通りやってみた。
次にやるとしたらBF2のMODあたりがいいかも。


FPSをいろいろ試してみて、確かにリアリティはどんどん向上してはいるものの、昔から全く変わらない不足部分がある。
植物のリアリティが全然ダメだ。
もちろん木の葉の一枚一枚まで精巧に作るのは現段階では現実的でない。
それにどうやらそういう部分に意識が行くのは日本人くらいなもので、世界的に見るとたいていの人は背景の一部分として流してしまってほとんど見ていないらしい。
見ていないというか、特に欧米人は意識を向けたところへの集中度が日本人よりもはるかに高いらしい。
逆に言うと日本人は注意散漫ということになろうか。


MODマップをいろいろ見てみると、CSのマップがCoD4に移植されていたり、CSはCSで定番マップをいじったようなものが氾濫していたりで、なんともいえない閉塞感がある。
もっともそういうのを作って楽しんでいる人たちは別に閉塞感なんか感じてはいないのかもしれないが、数年にわたってどっぷり浸ってきた身としてはここらで何かブレイクスルーがないと退屈だなぁというのが正直なところ。


どのゲームでも、いや、ゲームに限らずあらゆるものに言えることかもしれないが、簡単に高い効果を得られる部分から手をつけ手間がかかるわりにあまり効果が得られないところは最後まで手をつけない、というのが目に付く。
批判的な目で重箱の隅をつつくように見るからそう見えるわけだが、いずれにしてもビジネスとしてやっている以上コスト意識が働くとそうなるのが当然だろうと思う。
つまり、金儲けを第一義的に目指して作られたものは詰めが甘い。
ならばそういう詰めが甘い部分を徹底的に詰めたら一段上のものができたりするんじゃないかな、と。