メイン機温度諸々

Core Temp が表示している温度がどうもおかしい。
両CPUとも負荷の低いコアの方が温度が高い。
常にそう表示されている。


CPU#1のTDPが以前と変わってしまっている。K8WEのBIOSを更新した後CPU温度に変化があったが、あの時に変わったのだろうか。
CPU固有のものなので変わるはずないのだが、BIOSで細工することで意図的に誤検出させ構造上どうしてもうまく冷やしきれないCPU#1の発熱を抑える、なんてことをしているのかもしれない。
普通のマザーボードメーカーではそんなことはしないだろうが、TyanというメーカーはGeek度の高いメーカーで、不具合を報告するとすぐに修正したBIOSを作ってメールに添付して送ってきたりするし、K8WE自体もボード上に起動、リセット、BIOSリセットの押しボタン式スイッチが取り付けられているようなマザーボードなので、トリッキーなBIOSを作って出してきても不思議ではない。


Tyanの監視ツールではCPUの温度はケースを換えて以来ずいぶん下がったのだが、Core Temp で見ると継続稼動中は数度しか下がっていない。
コアそのものの温度を表示しているのであればそういうこともなくはないと思うが、各コアの負荷と温度の関係を見たあとだと表示自体が全面的におかしい可能性を疑いたくなる。
Tyanのツールはサーバー機を監視することを前提に作られているツールなので、サーバー運営上問題のないように作られているはず。
このツールで見るとケースを換えてからCPU温度が40℃を超えたことがなく、チップセットは30℃を超えることがない。
負荷がかかった場合の変動も小さく元に戻るまでの時間も短い。
Core Temp を見るとTCaseMax、TDP、各コアの温度という順に表示されていて、コアの温度とTCaseMaxを見比べてもしかしてこれは危険な領域が近いのかと考えたこともあるが、TCaseMaxというのはCPU表面の限界温度であって、コアの温度ではないらしい。
つまり、TCaseMaxとTyanのツールの温度を比較すればいいということで、現状は超安全圏。


残る問題はVGAの温度だが、やはりリファレンスモデルの GeForce 9600GT についているクーラーの冷却能力は非常に低いと考えざるを得ない。
もしかするとリファレンスクーラーはカバーをはずせばファンを止めても今より冷えるかもしれない。
週末にでもクーラーを換装しよう。