メンテナンス性の悪さにキレてメイン機ケース一部破壊

メイン機ケースのSST-TJ09のメンテナンスのしやすさはおおむね良好なのだが、中央のダクト回りが非常にいじりにくい。
というかそもそも分解することは考えていないとすら思える。
買う前に見たブログに書かれていたレビューでは特殊な工具がないと分解できないとか書かれている等々、構造が理解できない人ははずせること自体気付かないようだ。


まあ、実際ははずせる。
マザーボードを取り付けるプレート&背面パネルが一体化したL字の大きなパーツをはずし、フロントパネルを下にして明るいところで見ると、ファンが内側に付いた台形の箱状部分が4本のネジで留められているのがわかる。ネジは穴の中。
ケース左側の2本ははごく一般的なドライバーではずせるが、右側は長めのドライバーでなければはずせない。
で、この箱状パートの内側にさらにメッシュのパネルが付いた部品が取り付けられていて、ここかダクトの"内側"になっている。
メイン機では中央ダクトからの吸気が特にVGAの冷却の鍵になると思っていたので、空気の流れを遮るメッシュパネルははずしたまま使っていた。
当然埃が入るのが心配ではあるもののケース内部の底に埃が積もらないのを見て大丈夫だと判断したのだが、ファンそのものを見てみたらやはり汚れていた。


掃除したい。
しかしダクトは大きな穴に見えるが幅は3cmくらいしかない。
取り付けたままでは掃除ができない。
でも掃除したい。
はずすしかない。
はずしたい。
でもマザーボードを動かす必要がある。
めんどくさい。
それでも掃除したい。
ということであまり考えもせずにマザーボード丸ごと移動させて取り外し。
内側のメッシュ部を付けていないのでネジが見える分比較的簡単に作業はできる。
ドライバーで留めるネジのままだったのだが、ドライバー無しで済めばマザーボードを動かさなくても取り外しできると思い立ってネジ交換。
が、これだと指が手前の鉄板に当たってしんどい。
邪魔だ。
しかもこの部分は何の役にも立っていない。
ということで鉄板破壊。
ペンチでひん曲げるという力技。
全体はアルミ製なのになぜか中央ダクト周辺だけ鉄製なので曲げることができた。
逆に他の部分の邪魔になるかとも思ったが、むしろケーブルを引っ掛ける突起ができて尚良し。
簡単掃除仕様のケースの出来上がり。
めでたしめでたし。


故障の原因になりかねない要素はいくつもあるが、まめに手入れをすることに優る対策はない。