Googleが消えるとか言ってる人がいるけどね

Googleの帝国化や限界に気付いた人の記事が出てくるのは随分遅かったと思う。
過去の事例を見ればもっと早くに気付けたはずだし、直接使っていればさらにもっと早く知ることができたのは間違いない。
百度アメリカで上場した前後の株価動向でも知ることができたはずだ。
それに気付かず今頃になってさも新発見をしたような事を言ってる連中は見る目が無いと断言できる。
そしてさらにはGoogleがやがて消えるとか言ってる輩までいるが、正気とは思えない。


ネットの世界で一度でも先頭を走った者はそうそう簡単には消えない。
Yahooが今でも著名サービスとして継続してるのを見れば一目瞭然だろう。
現状Googleを越える企業は無い。
一人勝ちになることが多い分野だけに、トップを走るGoogleが有利なのは否定のしようがない。


Googleについてネガティブにもとれるニュースがちょくちょく出てきているのは確かだが、それはGoogleが安定成長期に入り、企業としての駆動力を増すための努力があまり必要なくなり、いろんな意味で効率の悪いものやいらないものを排除することが重要課題の一つとなる段階に入ったからであって、消えてなくなることを意味すると考えるのは見当違いも甚だしい。
もちろん人間の活動だし、やがて、数百年とかたてばなくなっていても不思議ではないが、これまでの方針がいくつか変わったというだけでこの先10年や20年の間になくなってしまうと考えるのは短絡的過ぎる。
Googleは今ようやく”起業”の段階を終えたに過ぎない。