アメリカのネット通販事情が激変したなぁ、と

これまでも何度かやったのと同じようにテニスラケットを個人輸入するべく注文をした。
で、発送後1〜3営業日で届きます、という表示になっていて、以前は最速でも5日とかだったのが3日程度でしかも送料も値下げしていて、いやぁ素晴らしいと感心。
ラケットにストリングを張って発送するだけなので注文当日に向こうを出てもいいはず、だとすればそろそろ到着なんてこともあるかもな、などと思っていたが、発送のお知らせみたいなメールが来ないし、それに以前注文したときは発送までに2週間くらいかかったこともあったので、どうせアメリカだしまたいい加減な処理してんだろうどうせたっぷり時間かかるんだろう、と考えていた。
そうは言っても常識的に考えてそろそろ何らかの動きがあっていいころなので店のサイトを見てみたら、注文当日に発送済みと。
UPSのトラッキングサービスで荷物がどこにあるか確認したら、なんと今朝成田について今通関手続き中。
速っ。
PayPalの送金手続きが以前と比べて大幅に高速化されていて驚いたことがあったが、アメリカではこの1年くらいの間に通販事情が劇的に改善しているようだ。


この数ヶ月くらいに、アメリカでネット通販の伸びが鈍化していてその主な原因は送料や配送の問題だという調査結果がどこかにでていたと思う。
みんなその前から薄々気付いていて一生懸命改善したに違いない。
度々個人輸入している身としては非常に嬉しい。


で、日本国内のネット通販事業者はこの先海外事業者と肩を並べて戦わなければいけなくなるわけだが、その準備ができていないどころかおそらくはこうした事態にすら気付いていないだろうと思う。
日本では外国と違って意味不明に中間マージンを抜くビジネスが異常に盛ん(商社とか、電子マネーとか)なので、そういう部分で常に足引っ張られている事業者に勝ち目はない気がする。