eスポーツ協会設立準備委員会ゲームショウ出展の件について

eスポーツなるものが盛り上がる前に協会が設立されて、これが後々JASRACみたいな利権団体になったりしたら嫌だなぁ、ということしか頭に浮かばない。


PCゲーでクラン戦とかやってるのはセパタクローみたいなマイナースポーツで小さなリーグ結成して遊んでるようなものであって、プレーヤー達の側で十分機運が高まってから動くのが筋だと思うわけだ。
で、実際プレーヤーの方はどうかというと、CSについて言うと、リーグを結成してももって数年だった。
クランがあれば需要はあるが、一方で運営にはそれなりのリソースを割かなければいけないわけで、それを継続的に提供し続けられる人ないし団体というのはそうそうあるものではない。
ゲームタイトルの流行り廃りもある。
日本のように古い=悪とみなすような文化が根強い場合、新タイトルが出れば古いものからプレーヤーは離れ、新しいものがクラン戦に向かなければクラン戦をやるという遊び方自体が廃れるのだろうと思う。
オンラインFPSの世界ではいまだにCS1.6が主要タイトルとして使われ続けているが、日本人で気合入れて練習する人がどれほどいるか考えてみればどんな感じか簡単に把握できるだろう。


eスポーツ協会てのはeスポーツのための協会ではなく、eスポーツ協会の設立を思いついた人たちの飯のタネとしてeスポーツが利用される構図になるような気がしてならん。