日本では依然として新聞が最高品質の情報源

新聞"社"は禄でもないことをやらかしているが、発行している新聞は今もまともで存在感はほとんど衰えていない。
Newspaper industry rush to the grave on hold in Japan
http://www.thenewstribune.com/news/promos/wirepicks/story/519101.html

While the circulation of U.S. newspapers has dropped more than 15 percent in the past decade, it has slipped just 3.2 percent in Japan.


ビジネスを追求するのであれば、紙媒体の新聞が比較的好調であってもネットでの可能性を探っておくべきだったと思う。
はっきり言って今からやってももう手遅れだ。
いや、毎日新聞が捏造ネタを垂れ流していたケースなんかを見ると、むしろ日本の新聞社はネットを"まともな情報が流通しない領域"にするためにわざと常識を疑うようなものを氾濫させたのだとすら思えてくる。
ネットでも紙媒体と同じように、あるいはそれ以上の効率を以って情報発信ができるはずで、あえて紙媒体と比べて大幅に劣る内容しか出さないのは紙媒体の優位性を維持するのが目的なんだろう。
そしてそういう判断か下される背景には、同じ記事を出したら紙媒体が負けるに決まっている、という認識が間違いなくあると思う。


日本国内だけであればそういうやり方も有りかもしれないが、ネットに国境などないわけで、"競合他社"にはFTやBBCNew York TimesWall Street Journalが含まれているということがまだ理解されていないんだろう。
で、そんな次元でビジネスをやっていて成り立ってしまうのは、大多数の日本人が日本語しか読めないからではないか。
日本では日本人を教育しないことがビジネス的には都合が良い。
英語がわからず外の世界を知らないからこそ輸入品にぼったくり価格がつけられていても売れたりする。


他にも例を探せば枚挙に暇がないが、皆がおとなしく無知無学の馬鹿やってるほうがうまく回るというこの社会構造はおかしいと思うぞ。