OracleのSun買収は独占禁止法に抵触しない

すんなり成功する見通し。
IBMが買おうとしているという話は聞いていたが、Oracleも食指を伸ばしているとは聞いたことがなかった。
IBMとしては獲物を持ってかれた形。
で、持ってかれて困るかというと、どうもそういう感じではなさそうな印象。
ここ数年IBMがどこかを買うという話が何度も出てきてはただの噂で終わっている。
IBMがどこかを買収しそうな企業の筆頭だから噂が信憑性を帯びるわけだが、単に買収されそうな企業が売却価格を吊り上げるためにありそうな噂を流しているだけだったりもするんだろうと思う。
ソフトバンクVodafoneを買収する時も買おうと思えば買えないことはないが実際には買うわけない企業が対抗馬として挙がりニュースになっていた。
買収価格は発表時点の発行済み株式時価総額の40%増し。
株価は最も高かったときと比べて実に70分の1にまで下がった後なので、十分安い買い物だっただろうと思う。


Windows抜きで企業向けに製品とサービスを提供できる巨人企業がIBM以外にも現れることになるので、Microsoftはじわじわ形勢が悪くなっていくかもしれない。