新しいGeForceドライバの性能が偏向しすぎ

Windows7GeForceドライバ181.71、181.72、185.81β、185.85と試してきたが、185.xxはゲームの性能は上がっているが、それ以外の部分、例えばログイン時のフェードイン・フェードアウトがもはやフェードに見えないくらい雑になったり、デスクトップで右クリックするとメニューが現れるまで10秒近くかかったりという具合で、嫌な気分にさせられる。
今のところ一番いい感じなのはWindows Updateでインストールした181.72(2009/04/02 8.15.11.8172)。
だいぶ前Radeonでも同じようにWindows Update経由で入手できるドライバが結局一番快適だったことがあった。
ハードの性能は変わらないわけで、ドライバのチューニングってのはつまるところその性能をどこに割り振るか、もっと言えばどの処理を端折るか、何を切り捨てるかということで実現されているんだろう。
で、多くのケースで必要なものまで切り捨てられているのだろうと思う。
限られたリソースの割り振りの問題なので何もかもというわけにはいかない。
ゲームはあくまでたくさんある用途のひとつでしかなく、そういう部分にリソースを集中させてしまうのがWindows、全体的な使用感にばかり割いてしまうのがMac的アプローチ、Linuxならこの辺は比較的自由。
こう考えるとWindowsてのは相変わらず平衡感覚に欠けるというか、余裕がないというか。
Windowsじゃなくて、そこで開発にたずさわる人たちが、か。