ゲームグラフィックスのリアリティ欠如は全部見せようとするのが原因

現実の世界を肉眼で見るとき、把握できるのはごく限られた部分でしかない。
それ以外はほんのわずかに感じられる輪郭の断片や視覚以外の感覚によって知覚しているに過ぎない。
ところがゲームではなにもかもグラフィックで表現しようとするあまり本来見えるはずのないものまで表示してしまう。リアリティを求めて細部にこだわったはずなのにかえってそれが不自然さを出してしまう。
この辺の頃合加減を適切に調整できれば比較的少ない手間でリアリティを出せるし、より自然になる。