Windows7をbuild 7201にアップグレード、素晴らしい

build 7100のRCでも十分高性能だし安定していると思っていたが、先に使っていた人の話でbuild 7201は目に付くところには変化がないが、RCよりも速い、RCよりも安定している、ということだったので、素人目にも分かるほど変わっているなら試す価値があるかもと思ってアップグレード。
普通に起動した状態でDVDをドライブに入れると自動起動のダイアログが出るのでそこからsetup.exeを起動。あとはクリーンインストール時と同様ほっとけば終わる。
途中セットアップの継続と通常起動を選択できる場面が何度かあるが、数秒しか表示されないし普通はそのまま触らずに継続すればいい。


build 7201もAgreementにはRCとあり、期限は来年6月1日。
途中で、インストール後Language Packは別途再インストールしろ、といわれるが、Windows UpdateからLanguage Packはダウンロードできるようにはなっていない。
build 7100ではオーディオプレーバックでアプリケーションによってはノイズがのったり最後が切れてしまったりしていたが、それが修正されている。
グラフィックの面ではUIデザインに変更はないがパフォーマンスにはかなり違いがある。
7100以前ではHammerでグリッドラインがきちんと表示されず太さや色がはっきり分からないほどだったが、XPに近い表示になった。
GeForceのドライバがこなれていないから変な表示になっているものだとばかり思っていたが、Windowsの問題だったようだ。
*1
この部分はOpenGLなわけで、ここに手が入ったということはOpenGL全般のパフォーマンスが上がっているかもしれないと思ってGoogle Earthを起動してみたらbuild 7100よりはるかに快適。
これ以外でもアプリケーションによってはスクロールが重くなっていたが、これがましになった。
事前に聞いていたのとは違い目に付くところでも劇的な改善があったわけだ。
安定性については既に十分以上に安定していたので7100との違いを体感することはない。32bit版のXPとは比較にならない安定性。


インストールすることで手作業で追加してあったレジストリキーがなくなっていたのでまた追加。


これなら素直に言ってXPと比べてなんら遜色ないどころかむしろ積極的に変えたほうがいいレベル。
βの頃でも既にVistaより高性能といわれていたが、そこからさらに別物といえるほど高速化している。
製品版はさらにこれ以上にブラッシュアップされて出てくるのだからパフォーマンスで不満を言う人はほぼ皆無なレベルだろうと思う。

*1:グラフィックドライバの設定がデフォルトに戻されていただけだった