ちょっと情報の集め方を変えないといけない

常に試行錯誤して、というか遊び半分でいつも何かしているので、今までも徐々にやり方が変わってきてはいるが、一度がらっと変えたほうがいいかもしれない。


ググればなんでも分かるというのは困る、おおっぴらにしたくないものものや少数で独占したいものはそれなりの策を講じて置いておく、という発想は誰でも持つだろうと思う。
で、そうやって隔離されてしまったものが相当数あって、今や検索して出てくるものは万人が知っていると考えたほうがいい。
多分Googleの検索結果で上位300位に入っていたらもう知らない人はいないくらいの意識を持っておいたほうがいい。


それから、多面的にデータなり雑多なものを集めてそれを何がしかの機械的処理を加えて情報のようなものを紡ぎだそうとすることもあまり役には立ちそうにない。
どうしてもシステムを作るときに作者の意図が入るというか、バイアスがかかってしまって内容が偏る、歪む。


有用な情報を手に入れようとするとどうしても時間的スパンを長めにとって手に入ったものをじっくり付き合わせることが必要になるのだが、これは紙媒体でもやっていた地道な方法。
元データの入手はネットからだったりもするが、その後の処理はきちんと内容や意味を吟味しないとほぼ不可能。


何か気になる度ににわかプチ研究者化するということだが、それくらいしないと貴重な知識は手に入らない時代になった、そこまでしなくても分かることは誰でも知っている時代になった、ということなんだろう。
"常識"という言葉が指し示す範囲が広がったというか。