Ubuntu10.04導入

まずThinkpad T41に入れてみる。
ブート時のメニューが出ないまま Live CD として起動する。
起動してしまえばインストールはできる。
完了後起動してみるとブートスプラッシュが奇怪な色に化けて表示される。
同時期のIntel製グラフィックチップの場合不具合が出るらしい。このT41はRadeonだかFireGLだかが使われているので違うはずなのだが、しかし表示がおかしくなる。
使ってみると、フォントがおかしい。
一部フォントでアンチエイリアスがかからなくなっている。今まではきっちりかかっていたが、線が細くなりすぎて文字が小さいと環境によっては読めなかったのかもしれない。まあ変更は理解はできる。
問題はUTF-8の場合日本語が中国語と認識されてしまって中国語のフォントで表示されてしまう点。
どこがおかしいのか分からないので、諦めて中国語のフォントはDroid Sans Fallback以外一切インストールしないことに。
グラフィックのパフォーマンスは明らかに向上した。


次にデスクトップ。
こちらも Live CD として起動した後インストール。
完了後GeForceのドライバをインストールしようとするも、エラーが出てできず。
バグとしてファイルされていた。
そのままでは困るので、パッケージから最新より一つ古い確実に動き問題が起こらないことが分かっているバージョンがインストールできるようになっていたので、こちらを使用。
ところがインストールしたら起動時・終了時にビープ音連発するようになってしまい、しかもたまに起動に失敗する。
程なくしてアップデートが入り、この問題は解消。
ドライバのバグだったらしい。
しかしここで新たな問題が。
起動・終了時にスプラッシュが崩壊してしまう。のみならず、コマンドラインに切り替えようとしてもカラフルブロック状に崩壊してまるで使えない。
ググったら同様の症状で困ってる人がたくさんいた。
適当にいじったら直ったがなぜ直ったのかはよく知らないとされている方法を真似してみたところ、崩壊はしなくなった。テキストオンリーの起動画面に。
どうせ紫の品のないデザインなのでこの際どうなっても構わない。
GeForce 9600GTなんて普及しまくってるハードなのに、リリース前にこういう不具合に気づいてなかったてのはどういうことなんだろう。
あるいは気づいても修正する時間がないような体制で運営されているんだろうか。
ともあれインストールが完了してしまえばこちらもグラフィック性能大幅アップ。
この性能向上があるのであればもう古いバージョンに戻る気にはなれない。


日本語入力はIBusが相変わらずどうしようもなく使いにくい。
SCIMに変更。


LTSだから不具合もあまりないだろうと思っていたが、意外とそうでもなかったのでサーバーに導入するのは先延ばし。


それにしてもこのデザイン変更はどうにかならんのか。
以前のオレンジと茶色はアフリカの大地の乾いた土の色からとったもので、Ubuntuの理念と関係が深かったはず。それを捨ててこんなものにしてしまうなんて。
壁紙も死相が浮き出たようなものばかりで、センスがないというのを通り越して気持ち悪い。