PTSD、ゲーム依存、それと、出る杭を打つ文化、サイコパス

アメリカという国は戦争ばかりやっているので、戦争に関する統計がたくさんある。
戦場に赴いてPTSDになる兵士の割合を見た。
これと、ゲーム依存になる人の割合がほぼ同じだった。
PTSDになると継続反復する活動に延々没頭というか嗜癖的に拘泥するようになる、というのもまたどこかで読んだ。
ゲーム依存になる人は何かのきっかけでPTSD様の状態になっていて、結果たまたま出会ったゲームに取り憑かれたようになるのではないか。


戦場では強烈なストレスなりトラウマティックな光景に遭遇してPTSDになるわけだが、そうした経験のない青少年がPTSDになるということは日常生活の中に何か熾烈なダメージを与えるものがあるということになる。
が、一体何がそんな原因になるのかは分からないでいた。


また別の時、欧米では人口の約4%がサイコパスだという記述を見つけた。
こうしたサイコパスは一般社会に普通に存在していて、他人の心身及び財産を破壊して何の呵責も持たないらしい。
こんな奴が身近にいたら場合によってはPTSDのようにならないこともないな、と思わざるを得ない。
で、こうしたサイコパスは極東では人口の0.3〜0.5%ほどしかいないらしい。
これ程までも差があるのは、文化によるところが大きいらしい。
具体的には、出る杭を叩き先行く者の足を引っ張る的な文化的特徴のことを言っている。


日常生活でのトラウマティックな出来事が原因でゲーム依存になる、その"日常生活でのトラウマティックな出来事"を引き起こす原因が極東なりアジアでは発生しにくい、こうした地域差があるために特に嗜癖的な"熱狂的なゲーマー"を惹きつけて止まないFPSは、欧米での普及に比べてアジアでは極端に普及が進まないのではないか。
アジアでFPSが普及しないのは、アジア人がより精神衛生状況良好で健康であり、社会に危険要素が少ないことの証なのではないか。


なんてことを考えていたら、出る杭叩く文化も悪いことばかりではないのかもしれんなぁと思う様になった。
単に比較方法がないからその良さを知り様が無かっただけだった。