第二次世界大戦のときの標語を思い出した

そもそも資源の輸入が出来なくなったことが開戦に踏み切る理由だったが、その後も一方的に国民生活は逼迫していき、そんな中で使われたのが「贅沢は敵」、「欲しがりません勝つまでは」とかいう標語だったわけだ。
国難といわれる状況下で、ある意味これと同じメンタリティで事に望もうとする人が多すぎる。
不謹慎とか自粛しろとか。


この前夜中にスパイス買いに行ったらスーパーが閉まっていたが、今日また同じように行ってみたら開いていた。
店内を一通り見てみると、やはり棚には空きが目立つ。
が、24時間営業再開しているだけあって物はたくさん届き始めているようで、店内至る所段ボール箱積み上がっていてこの時間帯(夜の2時)としては異常に多くの人がせっせと箱を開けて棚に商品を並べていた。
スーパー店員っぽくない人が多かったので、もしかしたら届いた商品を捌くために臨時で人を雇ったのかもしれない。


空きが目立つ一方で棚がいっぱいのままで売れてなさそうなものもあった。
酒とかお菓子等々。
保存のききそうな食料は棚が空。
缶詰コーナーではなぜかSPAMだけ大量に売れ残っていた。
要するに売れ残っている品目が経済を冷えこむ理由を物語っている。
逆に言うとそういうものを積極的に買えば経済に刺激を与えることが出来る。
自分独りが出来ることには限りがあるが、そうは言ってもやるべきだと考えたらやる。
ジャン・ポール・サルトルが言うところのアンガジュマンだ。


ということで、元々100円のスパイス2個買いに行っただけなのに、ワインとお菓子とSPAMを買って多めに金使ってきた。