Linuxで緊急地震速報を受信する方法を考えてみる

緊急地震速報は日本独自のものなので、日本人が作らない限り受信するソフトは出てこない。
で、今のところ、無い。
じゃあ作ればいい、というわけにはこの場合いかなくて、そもそも配信している側は事業の一環としてやっていて、NTPみたいにオープンなものではないらしい。
気象庁が"許可事業者"なるものに配信し、それを事業者が場合によっては自前の観測結果も加味して利用者に配信する、という形になっている。
Windows用の受信ソフトがあるのは配信している許可事業者がこれを作って配布しているからであって、気象庁が自由に利用できるようにネット配信しているわけではない。
いやいや気象庁はそういうのきちんと国民に知らせるようにしてくれ、という意見もあろうが、遅延の生じるネットではなくFMラジオの電波で配信しているのでそっちを使うべきなのだった。
FMラジオを利用する警報器は普通に売られている。高いものでもない。
そういうデバイスをばらして警報音を鳴らすのではなくPCに信号送るようにすれば結構使えるかも。