選挙を他人事のように見ていろいろ思う

ネットでいろいろ見てみた感じでは、けなす叩く踏みつける、みたいな発言しか見つからず、きちんとした政治論議はネットでは成立しないのかなぁというのが正直な印象。
こういうのだけ見ると、ネット解禁でもメールがだめでその理由が誹謗中傷ばかりが広まりかねないから、というのが一見納得できそうな気がしないでもない。
しかし誹謗中傷に負けないだけのきちんとした選挙活動で主張を浸透させるべきで、その浸透力こそおそらく政治力の正体であって、そこで禁止という逃げに出るのは負けを端から認めたようなもので政治家としての無能に欠けている公言しているようなものだ。
そこで真っ向勝負に出られる政治家が大勢を占めるようにならないと解禁はできないのかもしれない。
いやもしかしたらもっと昔の政治家たちなら可能だったのかもしれないとも思う。
無理やり解禁して力量のある人だけが生き残れるようにしてしまった方がいいとも考えられる。


なんにせよ日本の政治はここ何年かの間振れ幅が非常に大きいように感じる。
きちんと選んで投票したわけでもないのに思い通りにならないと子供が癇癪起こしたように投げ出してほかに行く、成熟度が極めて低い、と外国から見えていたりしないか。
国会議員の中にアメリカのメディアのインタビューに英語で応じている人がいるが、語学力が不足しているのか答えを用意できていないのか、聞かれたことにほとんど答えておらず、無理しなきゃいいのにと思う。
投票率の低さが話題に上っていたが、こんな調子じゃ民主主義の成熟も何もあったもんではない。
それに選挙の時以外に政治について考えるということもあまりない。
英語のサイトではそういうのが結構たくさんあって、もちろんどこのサイトも政治的立場がはっきりしているので主張に偏りはあるものの、考えるための材料には事欠かない。
日本でもそういうのがあればいいのに。


常に本気で考えることになるが、全力出すことに対して、かっこ悪いとかみっともないとか空気読めよとか、あるいは出す力がない人間思いやれよみたいな内容の暴力突きつけてくる人がいるのが当たり前では無理か。