急造感溢れる個性的な作り

とでも言うしかないような出来。
ドライバを入れてもディスプレイの名前が表示されるようになるだけ。機能的にはまったく無意味。


デュアルヘッドにしよう、広くしよう、そして限られたスペースに置けるものを、ということで選んだこのディスプレー。
とにかく輪郭がはっきりしない。
ただ、だんだん慣れてきたし、最近ディスプレーから離れるようになってきた(眼の疲れに勝てず)ので、この点は広くなきゃ困る事務的作業をするときには許容範囲内。


しかし、CS:S用のテクスチャ作りはまず無理だと思う。
そこそこのものなら作れるだろうが、今まで気になるところは1ドットずつ手作業で直すような細かさで作ってきたわけで、そういうのは無理だ。
全体的に色が薄めなのも困る。


機能的な面では、デジタル接続の場合、なんとコントラストが調節できない。まったくもってとんでもない仕様。
また、最大解像度未満で表示する場合のエクスパンドの仕方を設定しても保存されない。
ゲームを立ち上げるとそのつどカチカチとボタンを押して設定しなおさないといけない。
設定しやすくもない。


今のところPCにつなぐ以外の使い方をする予定はないが、HDでの機能にも意味不明な不備があるらしい。


どれもこれも、「安かったんだからしょうがねぇだろ」の一言で片付いちゃうのもまた悲しい。
これを1台10万円近い値段で買っている人たちはどう感じるだろうか。