Sony社員が必死なようだが、FeliCaについてさらに調べる

アクセスログを見ると、ソニー社員がかなり必死なのがよくわかる。
アクセス元に


GateKeeperXX.Sony.CO.JP
がずらっと並んでいるのだ。
就業時間中に会社からアクセスしているのだが、業務としてやっているのか、自分の会社のことなので気になるから調べてみたのか、どっちだろう。
ログだけからはなんとも言えないが、とりあえずおそらく昼休みである12:30~13:00の間このソニー本社のアドレスからのアクセスはない。
まあ、きちんと調べるならサーチエンジンで検索して個人のBlogなんか読んでたりしないか。


他にも大手電機メーカーからのアクセスが結構あるが、他に大学、それよりワンテンポ遅れて通信事業者や総研、さらには経済産業省からもアクセスがある。
最近全然テレビを見ないので世間でどういうふうに報道されているのか、あるいはされていないのかまったく分からないのだが、いまや生活インフラの一部として定着しているだけに、少しでも関係のある仕事をしているところは一応調べてみるのだろう。


で、こういった動きがあることは特段不思議ではないのだが、これ以外にオーストラリアからのアクセスが度々あるのだ。
CS:Sのマップを作っている関係でヨーロッパとりわけゲルマン圏や台湾からアクセスがあるのは珍しくないのだが、オーストラリアから立て続けにアクセスがあるのは非常に珍しい。
気になる。


さて、2ちゃんねるWinnyFeliCa関連の資料が流出したことが書き込まれていることに昨日のエントリーで触れたが、出来事を時系列で。

  • 11/21 2ちゃんねるWinnyFeliCa関連の資料が流出したことが書き込まれる。
  • 11/23 WikipediaFeliCaのページの歴史の項目に、オーストラリアのIPアドレスからこの流出の件が加筆される。
  • 11/27 2ちゃんねるのニュース速報板に「【電子マネーFelicaの重要機密情報がWinnyで流出した模様?」というスレッドが立つが、あまり盛り上がらずにスレッドを半分も使わずその日のうちにdat落ち
  • 12/2 WikipediaからWinnyでの流出の記述が削除される。削除した人物のアドレスは関東のケーブルテレビ局が運営するプロバイダのもので、裏付けのない記述を消して回っていた様子。
  • 12/22 WikipediaFeliCaページ歴史項目にオーストラリアのIPアドレスから「2006年 暗号が解読され情報処理推進機構IPA)に持ち込まれた。IPAは情報の持ち込みを認める。ソニーは暗号解読を否定。」という記述が加筆される。


この事件に強い関心を持つある特定の人物が随所に姿を現しているということは間違いないと勝手に推測。
"オーストラリアのIPアドレス"という点がものすごく引っかかっているのだが、はっきり言ってIPアドレスを偽装することは簡単だし、このこと自体が特段意味を持つわけでもない。偽装しているのだとしたら、偽装したことで足跡がはっきり分かってしまうので効果は今ひとつだし。
今回はたまたま特徴的なアクセスから、ある人物乃至団体の動きが見えて気になった、ということ。