システムの安定継続運用にRAID不可欠

だなぁとぼんやり考えていたのだが、マザーボードに初めからコントローラが組み込まれているのだから使ってみよう、と思い立つ。ちょうどHDDも一個余ってるし。
それと、CPUファンレス状態でシステムを動かせるかどうかもあとで確認してみよう。ものよってはファンがないと警告が出て起動できないこともある。


できるだけ回転部分を減らす。
システムの寿命を長くするにはこれが必須だろうと思う。
冷却のためのファンとかはすべてケースに取り付け、簡単に取り替えられるようにしておく。
HDDは回転部分があって、今のところHDD以外のもので代替することが出来ないので、万が一壊れたときに速やかに復旧できるようにしておくしかない。で、RAID


今までもRAIDコントローラがあるシステムをいくつか使ってきたが、それほど重要なネタを扱っていなかったし、それほど長く使うものでもなかったし、何よりシステムがある日突然動かなくなる怖さを全く知らなかったのでRAIDそのものにほとんど興味を持ってこなかった。
RAIDも進化していて、0と1だけでなく6まであるとは。
今使っているマザーボードではRAID5がサポートされているようなのだが、使用するためにはBIOSの更新が必要で、更新後OSの再インストールが必要となっている。
RAIDを使うことになると分かっていればBIOSを更新してからOSを入れたのだが、今頃気付いてももう遅い。
もっとも、その後の運用形態を考えると、RAIDではなく単独でもHDDを使えるRAID1のほうがいいだろう。


BIOSの更新に使うブートディスクについてTyanのサイトを確認してみたが、相変わらずWin95かWin98で作ったブートディスクを使えと書かれている。
はっきり言って今時そんなもの持ってる人はあまりいないはずなので、もうちょっとどうにかならんものかと思っていたのだが、他のマザーボードメーカのサイトを見てみると、WinXPでブートディスクを作ってcommand.com、io.sys、msdos.sys以外のファイルを全部削除する、という方法が書かれていた。
確かにそれで良いはずなんだが、Tyanがその方法を敢えて挙げないのには何か理由があるんだろうか。


諸々考え合わせると、ケースの交換は避けられない。
というのも、排気の仕方が不十分でCPUを十分に冷やせなくなる可能性がある。
ハードウェアモニターを見るとCPU1の温度が常にCPU2より高い。
それぞれにかかっている負荷はたいして違わないので、ケース内の空気の流れに問題があるのだろう。
安いケースだとせいぜいこんなもんか。