Linden Dollar のインフレについて考える

この世界での通貨の価値はどのように変動しているんだろう。
この世界では財が際限なくしかも相当な勢いで増えていく。
それに引き換え通貨供給量はどうなっているんだろう。


通貨の発行は恒に行われている。
有料サービスを受けているメンバー(要するに土地持ち)に定期的に支給される。
これがこの世界での通貨発行に当たると言っていいだろう。
金のなる木(Money Tree)があったりしてその木になる金を取るという方法もあるが、そのためにはクレジットカード情報をLindenに登録しなければいけない。
普通必要もないのにクレジットカード情報を登録するということはあまりないだろうから、利用できるのはやはり大半が土地もちなんだろう。


こう考えると、無料メンバーはいったいこの世界でなにやってることになるんだろう、という疑問がわいてくる。
ただ仮想世界を散策する、というだけではない。
この世界に入り込んでしまったら誰だって服買いたくなるだろうし、デフォルトのださい格好では我慢できなくなるだろう。
で、働く。稼いだ金で買い物する。
"消費者"ってことか。
聞くところによると、平均的な給与は下落傾向にあるらしい。
そういう状況下でインフレが進むと、一般的消費者は何も物が買えなくなる。
買い物できない→つまらない→人が減る、という流れになるだろうから、Linden lab はインフレが起こらないように何らかの方策を講じるだろう。
現状具体的には通貨供給量を減らすか財を増やすかだが、あーそうか、財が増える速度がもともと速いからインフレの心配はないのか。


こんなことを考えられるだけで、十分このゲームは楽しめる。
こんなことを書きながら、今日はガーデニングのバイト。