3Dペイント機能があるソフトがいくつかあった

服作るときはMODO使ってるんだよ、という話を聞いたのでどんなソフトなのか調べてみたら、Lightwaveの開発陣がスピンオフして作り始めたものだそうだ。
こういうソフトにそういう機能があるのなら他にも似たような機能があるソフトがあるに違いないとおもって調べてみたところ、Blenderにも同様の機能があって、むしろBlenderのほうが力を入れているようだった。
試しにBlenderを使ってみたが、ウインドウの中はUIも含めて全部3Dオブジェクトとして描画されているようで、現状AAやAFがOnになっているので文字が滲んで読みにくい。
使い勝手も今まで使ったことのあるモデラーとはだいぶ違っていてすぐには飲み込めそうにない。
おまけにSLと同時起動した後終了させたらマシンごとフリーズ。
GIMPのときもそうだったが、open source のソフトは機能はともかく使い勝手がこなれていない感がある。


一方で、3Dペイントで全部の作業をできるわけではなく、最初の段階で服のアウトラインを決めるために使っているに過ぎなかった。
たしかにディスプレーと一体化したペンタブレットでも使わない限り、3Dペイントで細かいところまで描きこむことはできない気はする。
で、その後大半の作業はPhotoshopで行っているのだそうだ。
MODOPhotoshopを新調すると金額にして約20万。
他のクリエイターの話では、Photoshopはその金額を出すだけの価値はないとか、他のソフトで十分だという意見も少なくない。
自分自身、CS:Sのテクスチャ製作等々画像編集にPhotoshopを使ったことは一度もない。
3Dペイントを使ったとしても結局最初の10分ほどの作業時間が短縮されるだけならば、今あるもので作業していったほうがずっといい。


調べていくと、海外でもSLのコンテンツを製作する仕事があるらしく、そういう業務を請け負っている"プロ"たちはMODOPhotoshopみたいな組み合わせで製作しているようだ。
彼らのやり方は納期第一なのでそれがベストな選択なんだろう。
経費で落とせるのだろうし。


CS:Sの時は誰でも使える安いソフトと open source のソフトだけで全部こなしたので、今回もその方針で行こうか。Blenderは追々試すとして。
それにしても、HL2のMODは Source SDK とXSIが全部タダで使えるようになっていたのに比べると、Linden Lab は全然親切じゃない。