Second Life 内で大恐慌発生

んで Ginko Financial が引き出し制限を厳しくしたわけで、24時間にL$5000までだと。
一時25000に引き上げられたりもしたが、また5000にもどっている。
が、オイラにそんな制限は通用しない。預けてあった約22万全額引き出し。


ロイターの記事によると、Ginkoの預金準備率は6%だったらしい。
リアルで成長著しい中国の預金準備率は11%だ。6%というのは低すぎる。
Ginko代表の取り付け騒ぎ発生後の対応は至極真っ当だし、普段から発言を見ていておかしなことは言っていない。
が、それにもかかわらず、全体的な印象や実際の運営では疑問を感じる点が散見される。
それ故自分自身かなり疑わしいと感じていたわけだが、ここにきて預金準備率が明らかに不十分であったり引き出し制限したと言っておきながら実効性のない形でしか制限されていない等々、この規模の銀行経営をする能力がないと判断せざるを得ない。
今回露呈したリスクを考え合わせると、利息が今の4倍以上にならないと割が合わない。
当分Ginkoと取引はしないだろうと思う。


しかし一方で、SLがすぐに消し飛んでしまうようなことはないだろうとも思う。
引き出した資金は両替せずに他の銀行に預けておこうと考え調べてみたところ新しい銀行がいくつかできており、Ginko Financial の利率は最も低い部類だった。
利率の高いところではそれなりに取引条件が厳しく、引き出し限度額がかなり小さかったり、もっとわかりやすいものでは定期預金や3年物の社債とかになっているものもあった。
まあ、ゲーム内で3年債はさすがに無茶だとは思うが。


電通が数十億円を投じて大陸を作って俺様帝国を作るとか言っているのを聞いたが、恐慌が起こるような世界だと理解しているのだろうか。
建造物の高さを決めるだけで会議をひらいて何時間もかけていたが、そんな調子ではカモにされて終わりだろうと思う。