ディスプレイについてよく調べてみると、世間の評判の嘘が見えてくる

液晶ディスプレーの画質は使用されているパネルの性能に大きく依存しているのは間違いないが、それだけが全てを決定するわけではなく、他の部分の出来如何で高画質にも目潰しにもなる。
画質で定評のあるディスプレイと目潰しと批判されているものが同じパネルを使っていたりする。
また、目潰しパネルと呼ばれているものも視野角を広げる(高性能化する)ために仕様変更した結果そうなったらしく、特にサイズの大きな画面では視野角が広くないと表示される位置によって画質が変わってしまう。
かつては画質と引き換えに安価に製造できる質の悪いパネルの代名詞であったものが、技術の進歩によって十分な画質を出せるようになりつつもある。
で、ディスプレイメーカーは安価なパネルを使用しつつそれ以外の部分で差別化を図れるように力を注いでいるようで、そんなわけでスペックだけ見ていてもものの良し悪しがはっきりわからない。
評判のいいものを選ぼうかとも思ったが、使う人間の感性による所が大きいので、あてにならない。


しつこく調べていく中で、気になっている製品がある。
レビュー記事を読み漁ってもそもそも取り上げられること自体少なく、ブログなどを読んでも「買って満足」くらいにしか書かれていない。
ブランドのイメージとは全然違う方向性の製品でその存在自体がちょっと変な目で見られてもいる。
それでいて映像関係のプロ向けのショップで扱われていたりする。
こういうのが実は隠れた名品だったりするんじゃないかな。