紙媒体回帰

去年の後半から急速に紙媒体回帰してきた。
要するに本を読む時間が急増した。


一方で、ネットでは鮮度だけが命というような情報はどんどん増えたが、鮮度無関係なものは逆に質が下がった気がする。
何について調べるにしても最終的にはネットにある情報だけでは足りなくて、結局本を読むしかなくなる。
最近ではインターネットにはあまり期待できない。


このところブログで好き放題なことを書いている人が増えた気がする。
もちろん何を書いてもいいのだが、ちょうどある床屋が穴に向かって王様の耳はロバの耳と叫ぶようなノリで書いているように見える。
身分を隠せる(と思い込んでいる)から書くんだろうか。あるいはそこに書いたことを誰でもが簡単に見れるということを知らないんだろうか。
好きなように書けばいいと思うし止めないし、こういう自分も好きなことを書いているわけだが、ただ、世間の大多数から支持されない主張や思想はネットではより激烈に反応をぶつけられることくらいは知っておくべきだろう。


今までと同じように過ごしていたのでは今までどおりの楽しさは得られなくなってきた。
その代わりに世界情勢なんかがわかるようになってきて、そういう方面では面白くなってきた。