どの世代も子供のころに覚えた遊びを一生続ける

そんな気がする。
子供のころPS2で遊んでいた世代に野山に分け入って自然と遊べといってもどうしていいか分からないに違いない。
また戦後に子供時代を過ごした世代にPS3で遊べといっても逆にストレスが溜まる人のほうが多いのではないかとも思う。
Nintendo DSWiiが爆発的に成功した背景には、そもそもゲームで遊ぶという習慣がなかった"層"に重心移動させたことがあるという。昔ならゲームをしていると怒っていた親の世代がゲームで遊ぶようになったことが成功の要因だという考え方で、任天堂自体そう分析しているようなのだが、まあ確かに"親の行動"に注目すると現象としてはそういう変化が起こっているものの、実際には別に"親"が変化しているわけではないだろうと思う。
ファミコンが出てきたのが1983年で、そのころビデオゲームで遊ぶ習慣を付けた世代が今30台中盤~40過ぎになっているわけで、単にゲームする習慣のある世代の購買力が高まったに過ぎない。
しかもこの世代は人口が多い。


時代の移り変わりがあるので、時がたてばビデオゲームに興じるのは老人だけという光景が出てくるんだろうと思う。
そうなったとき、その時代の子供たちは何で遊ぶんだろう。