中国政府、新疆ウイグル地区で反五輪的だとしてモスク破壊

北京オリンピック支持の横断幕を掲げることを拒否したとして中国政府は新疆ウイグル地区にあるモスクを破壊した。
中国政府はこの地区ではアルカイダ東トルキスタンの分離独立工作を行っているとかなんとか言っているが、モスク破壊ってのはいくら何でもやりすぎだろ。


日本政府はいい具合に中国に丸め込まれてしまって何も言えないし、アメリカも経済・軍事両方でイニシアチブを握れないため何も言えず、その他も世界中結局経済的に中国をあてにしているため声を大にして言うことができない。
政府が黙殺すると各地のメディアも取り上げないし、取り上げられなければ多くの人は知ることはないし、誰も知らない事実などしばらく時間が経てば無かったことになってしまう。


ネットでなら純粋にジャーナリズムを貫徹する立場から事実を知らせる報道があってもいいような気もするのだが、今のところ日本では報じられていない。
この地域でテロリストが暗躍していてテロ行為が計画されているという噂がある、という中国メディアの記事をそのまま報じた程度。
報道の面で今日本は中国の支配下に入ってしまっている。
中国が主張する”事実”が多くの日本人にとっての事実になってしまっている。
誰も事実を報じない。
残念な話だ。