AmazonのUIには感心せずにはいられない
Amazonは開業当初から分かりやすいUIだった。
もっとも最初のうちは本とCDしか扱っていなかったので複雑にはなりようがなかったが、徐々に扱うものが増えてきてもタブ(状のリンク)が増えるだけで使いにくくなったりはしなかった。
が、それでも諸々環境の変化からUIを変更したわけで、テスト中でランダムに表示される、ということになっていたのだが、気がついたら完全移行していてしかも時々表示される新UIでうまい具合に慣らされてしまっていて、最初ちょっと迷う部分があったUIが今ではかなりしっくりきている。
今思うと顧客を慣れさせるための混在期間だったのだ。
ブラウザの横幅が変わってもそれに応じてできるだけ多くの情報を見やすく表示するという特徴は変わっていない。
Webページてのは見る人の都合で表示域の大きさが変わるものであって、作り手が勝手に固定幅にして「○○に最適化されています」なんていう注意書きを掲げているのを見ると、ああ要するにこの人はWebってものを理解してないか理解してても理想的なものを作るだけの能力がないんだんぁと思う。
なんでもかんでもゴージャスにすればいいと考えている作り手が多すぎるのも気になる。
必要なものだけがあればいい。むしろその方がいい。それ以外のものはノイズでしかない。
使う側の視点で作れないのかな。
作り手がいけないわけじゃないか。
発注する側がまずいのか。