どこまでCGをリアルにできるか

こうやればもっとよくなる、さらに良くするには○○が必要だ、みたいなことが言われるし自分も言うが、久しぶりに海に行って磯で蟹や打ち寄せる波やその波間に漂う泡なんかを見たり、あるいは蝉を捕まえてひっくり返して顔を見たり蟻の行列を見たり、そういうことをしているとなんだかCGでリアルとか何とか言っているのが馬鹿らしくなってくる。
確かにリアリティは増した。
多大な努力が払われているのも分かる。
これからもリアリティが増していくのは間違いないだろうと思う。
が、どこまでいってもCGはCGで、本物を真似てドットが並んだディスプレイ上に再現した偽者でしかない。


そもそもCGでしか見ることのできない、CGこそがオリジナルな何かを作ればそれは間違いなく"リアル"だ。
そういう意味で映画TRONは今見てもリアルだと言っていいと思う。


なんか面白いもん作れないかね。