BlackBerryがapplications storeを始めるとか言い出した

AppleApp StoreAndroid Marketplaceに対抗して似たようなものを始めるらしい。
ただし実際の始動は来年3月以降。
こういうのはカスタマイズできるということなのか、必要な機能が不足した状態で売られていると解すべきなのか。
まあ、万人が満足できる完璧な携帯端末ってのは無いだろうし、使ってる人たちは最低限必要な機能に自分に必要な機能を付け足す感覚で利用しているのはほぼ間違い無いだろう。
ただ、"日本のケータイ"的な発想ではハードを購入した段階で完成形になっていることが求められているような気がするので、そういうのを期待する人たちにしてみれば不完全に見えるかもしれない。


設計する段階のことを考えてみると、"日本のケータイ"的なものを作ろうとすると開発費用は当然大きくなる。
しかも半年も経てば"古い"とか言われるわけだ。
巨額の開発費用をかけておきながらあっという間に陳腐化してしまう。
これはビジネスとしては実にあんばい悪い。
一方でiPhoneAndroidのようなケースでは、ひとたび優秀なプラットフォームを作ってしまえば、その上で動くアプリケーションを新しいものに更新することでいつも"最新の携帯端末"が出来上がる。
開発費を抑えることが出来るし、出荷台数が多くなれば製造コストも抑えることができる。


さて、それぞれが別々に何年か進化した段階で勝負したらどっちが勝つだろう。