そういえば4年前、米大統領選の開票速報実況しながらCS:Sをやっていた

どこいっても体制の味方みたいなやつはいるわけで、「現職ブッシュが勝つんだーい」みたいなことを言ってる人がいたが、もうちょっと大人な人が「ブッシュが再選されれば間違いなく戦争は続くんだぞ、4年続いたらお前が戦場にいく順番が回ってくるかもしれないんだぞ、分かってて言ってるのか」と言い、その後しばらく誰も何も言えなくなってしまったのが印象的だった。
ああ、アメリカは戦争当事国なんだ、とボイスチャット越しではあったが強烈に思い知らされた瞬間だった。
当時既に戦争は泥沼にはまってしまっていて、あの時いっしょにCS:Sをプレーしていた人たちの中には身近な人が戦場で死んだり負傷したという人もいたかもしれない。
昔と違って治療技術や応急処置の発展で負傷しても一命は取り留めることが多くなりはしたが、それに伴って体の一部を失って生き続ける人が増えた。
例えば足を失えばもう元には戻らない。
死んでしまえば二度と生き返らない。
嗚呼殺し合いはこのPCの画面の中だけにしてほしい、そう本気で願った。


あれから4年、あの時話していた最悪の状況が現実のものになっている。
大統領が代わることは決まっているが、この先世界はいくらかでもましになるんだろうか。