Left 4 Deadには色々入ってると思っていたが、それ以上にネタが

Steam Client For Linux Confirmed: Linux Libraries Appear In Left 4 Dead Demo
http://www.phoronix.com/scan.php?page=article&item=steam_confirmation&num=1

ValveがLinux向けに何かしようよしていることに自分が気づいたのは今年の4月だったが、この求人は去年の秋口から出ていたそうだ。
今はもう見ることができないが、L4D DemoにLinux用のファイルが含まれていたらしい。
SourceエンジンをLinuxに移植する計画が進んでいるそうで、L4Dでも試したんだろう。
で、どうしたことかその一部がDemoに含まれたままだった。
これ以外にもコンソール用としか思えないファイルがいくつか含まれていて、ここから画面分割してコントローラをつなげばPCでも複数人同時にプレーできることが分かったわけだった。
これわざとネタリークしてるんじゃなかろうか。


Sourceエンジンのベースになったエンジンは元々OpenGLでも動いたのだからLinux用にOpenGLを使うバージョンが用意されていても不思議はない、らしい。
元祖HLではWindows版でも両方使えたのにSourceエンジンではOpenGLが使えなくなったのでもう完全に捨てられてしまったものだと思っていたが、単に手をつけていないだけだったとも考えられる。
CS:SなんかがLinuxに移植されたらハードコアなプレーヤーは設定を細かくいじりやすいLinuxに雪崩をうって乗り換えてきたりすることになるんかね。
そして「漢はDebian使うべし」みたいな風潮がでてますますLinux繁栄すればもっと楽しくなる、かも。


実際移植されたら今使ってるLinuxでゲームやるかっていうと、その可能性は低い。
やるにしても別のPCなりHDDにもう一つシステムを作ってそっちでやるだろう。
それに、何もかも無料で手に入ってしまう世界に有料のゲームが入ってくるのが何とも心地悪い。
さらに言うと、Linuxが当たり前に使われるようになると今までMOD作ってた層はMODではなく一からゲーム作ってしまうだろうと思う。
オープンソースのエンジンもあることだし。
オープンソースゲー自体既にたくさんあるし。
もしLinuxの普及で“ソフトを買う”という発想を持たない人が急増したら、その影響は海賊版どころでない。


この先Valveはどうなることやら。