最近開発から離れたり限界だと表明する開発者を多く見かける

ブチ切れてやめる人、突然いなくなる人、共同でプロジェクトを進めてくれる人を探す人、丸ごと引き継いでくれる人を探す人、やめますときっぱり宣言してしまう人。
そのままのんびり続けるという選択肢もあるだろうと思うのだが、何かが限界に達して続けられなくなったような印象がある。
多分要求に応えられなくなってきたんだと思う。
技術的には対応できるに違いない。
しかし、急かされたり、作り手側の事情を一切考慮せずに一方的に要望を出してきて遅れれば非難されるということになると、モチベーションはどうしようもなく下がるはず。


「そんなに言うなら自分でやれよ、簡単なんだろ。楽しんでくれ。」という感じのフレーズがあったが、これは、「簡単な作業ではない、一人でやるのも困難だ。今や楽しいわけでもない。」という事実の裏返しだろう。
コンピューターの世界では全世界が一人の才能に頼っていたりすることが意外と多い。
他の誰かがやろうとしても代わりになれない。
である以上、できる人に力を発揮してもらえるようにもっと配慮していいんじゃなかろうか。
「支持者はその旨一言言って立ち去るが、不満があるものはどこででも何度でも言う。」という言葉をどっかで聞いたことがあるが、全世界から繰り返し不当な不満を無神経にぶつけられたらとてもじゃないけど続けられないだろう。